航空券を紛失した夢

スコール後の入道雲の画像
スコールの入道雲

航空券を紛失した夢

 

気温が高すぎる日は夕立というか、午後に何度もスコールのような雨が降る。そうすると少しは雨上がりの爽やかさを味わえるが、まだ西日が強いと再び長い寝にくい熱帯夜となる。

 

そして先日、長女が出勤した後も布団の中でグズグズと朝寝していたら、夢を見た。

 

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夢の中で私はドイツ語圏を観光ガイドしたり、企業訪問しながら、いくつかのグループと一緒に行動していた。

 

最初は多分スイス、その後にオーストリア、そして、最後に帰国便に乗り換えるためにおおかたロンドン辺りの空港にいるはずだが、そこで問題が起きた。

 

私の飛行機チケットだけが見当たらないのだ。

 

グループ本体は、乗り換え時間が長いので半日観光か半日視察に出ていて、後で戻って来る予定だ。

 

次のグループは、遅く着いて早い便で帰国するのか、すでに帰国便の搭乗手続きをしていた。

 

私は焦ってスーツケースの中をグルグルと探したが、出て来るのは、着替えの服と途中でもらったか、市場で買ったものか、記憶にない大量のジャガイモや野菜ばかりだ。

 

チケットがないと大変だ!

 

もっと落ち着いて隅々まで探して見ては?

とグループのチーフが助言してくれた。

 

だが、さらにスーツケースをひっくり返して

見つかったのは訪問先でもらったお土産だけ・・・(;^王^)

 

ん~、どこかで紛失したのかな~?

それとも、知らない間に盗まれたのかッ?

 

なぜかチェックインカウンターは、近代的なビルではなく一軒家の農家で、受付けの人も農場の若手の後継者みたいな普段着の40代男性で、かなり頑固な対応。

 

い~や、ダメだ!

チケットがないなら、飛行機には乗れんな!

 

ああ~面倒くさい。

じゃ浅い夢だし、もう目覚めてしまえ!

 

パッと目を開けると、布団の上!

 

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というワケで一気に目覚めて帰国した、という夢だった。

目覚めた後でいろいろと考えさせられた。

 

この夢は今の私へのどんなメッセージなんだろう?

と思いながら一日を過ごした。

 

舞台設定の一部がスイスというのは、多分、8月1日がスイスの建国記念日だ、というこのエッセイを読む方々の大半はご存じないマイナーな理由かな~・・・?

 

夢の中のそういう状況設定は全部無視して忘れることにして、私が焦ったのは、飛行機のチケットが見つからないこと。

 

ま、最近はチケットそのものを発券せず、パスポートだけでチェックイン出来るのでその部分は辻褄が合わない。でも空港設備が農家なのだから

最新設備がないのは仕方ないだろう。

 

問題はスーツケースにあるべき航空券がなくてスーツケースに似合わないジャガイモとか野菜とか或は嵩張るお土産ばかりで、立ち往生してしまう点だ。

 

衣服、野菜、どれも今日を生きるためには必要な日用品だ。

でも、大きく大陸を越えて飛んで行くためには、航空券が要る。

 

私は今の生活の中で、その日その日を生きるのに忙しく、人生のステ―ジ・アップの機を逸しているのだろうか?

 

そう自問してしまう。

 

話は飛ぶが

実は7月の下旬でマヤ暦の一年が新しくなった。

 

どうやら、私のこれからのマヤ暦一年間の目標は、夢で示唆されているように、次の人生ステージへのチケットを探すことだ!

 

今日を生きるために

忙しがっているのではなくて!

 

そーだ。

マヤ歴の新しい一年は、あなたにも始まったのだ。

 

あなたはチケットを持っていますか?

 

もしも私と同じで紛失したなら、

日々の心配事にかかずらわるだけでなく、

ほんの少し次の人生ステージに思いを馳せるときかもしれない。

私がそうするように!

 

☆彡ラ(^王^)ノ