エッセイ「バカはうつる。幸せは共鳴する♪」

バカはうつる。幸せは共鳴する♪

こんにちは! 猛暑の中、夏バテの羅王です。

さて、スコットランドにフィンドホーンという村がある。
その何の変哲もない村にはアイリーンとペーターが作ったコミュニティーがある。

以前、私は家族と一緒にドライブで訪れたことがある。
当時、アイリーンはまだ生きていて、サンクチュアリでの瞑想でも一度見かけた。

アイリーンのチャネリングには神様、というか「導き手」が出てくる。
その導き手は様々なことを具体的に指示し、
そうではなくて、こんな風な考え方を持て!と「心的態度」も告げるが
結局、本当のところ何が問題なのかは事が終わってみないと判らない。

人生で学ぶべきことは
やはり自分の体験を通して「体得」するしか方法がない、ということだろう。

アイリーンの導き手のガイダンスが、こんな風にあれ! と言っている中で
気に入っている、というか当時は全く不可能だ、と思っていたけれども
最近になって、ん? 今の羅王に必要なレッスンだろうか? と思えることがある。

それは「開いた本のようでいなさい!」というヤツだ。

あなたのそばを通る人なら誰でも読むことができるような、
そういう開いた本のようで在りなさい、と。

で、その本には自分の心にあることすべてが書かれている。
どうだろう。
今 あなたにそういう在り方ができるだろうか?

当時の私の感想は、そんなのはバカなヤツがすることだ! であった(^王^;)

普通、人はそうは思わない。
真逆のことを教えられている。たとえば・・・。

自分の感情は隠すものだし、それがネガティブに思える感情ならなおさらだ。
また、いちいち表現すると、バカだと思われたり、迷惑がられたりするに違いない。
そういう場合は、学校でも職場でもドラマの中でも、我慢することが美徳だと暗に教えている。

クールだったりポーカーフェイスである必要まではないが、
いつもポジティブな気持ちでいること。そしてそれは積極的に共有されるべきだ。

逆に、ネガティブな感情は、抱いてはいけないし、
もしもネガティブな気持ちを発見したら・・・否定すること。
それでもそれが居座ったら・・・こっそり自分ひとりで処理するべきだ。

と、社会的な常識をそんな風に解釈できるだろう。

だが、羅王は言おう!

いや、そうではない。
否定する必要はなにもないのだ。
どんな感情も受容れられ、共有されるべきものだ。

感情を閉じ込めると、心が病んでしまうだろう。

実は、「開いた本」とはオープンハートのことだ、とあとで気付いた。

オープンハートでいると、相手の心も開く。
オープンハートでいると、道行く人が目を止める。
その人が何を感じ、何を考えているかが分かるから、一緒に考えようとするのだ。

波動の法則と言ってもいいし、オープンハートをバカな事だと思うなら、
バカがうつっただけだと看るのも自由だ。
どちらにしても、あなたがオープンハートでいると、人気者になること間違いなしだ。

みんながあなたの感情を共有するからだ。

あなたの問題を一緒になって腕を組んで考え込むだろう。
あなたの体験を一緒になって目を潤ませるだろう。
あなたの幸せな気持ちを、一緒になって喜ぶだろう。

そうやって泣いたり笑ったりしながら、幸せは共鳴するのだ。

チャネリングだって、それと同じ方法で可能だ。
特別なことじゃあない!

私、羅王は「宇宙の流れに自分を開くのが開運だ」と知っている。

それと同じあり方で、心はつながり、幸せは広がってゆくのだ。

まあ、バカもそうやってうつるんだけどね(^王^)♪

羅王