コラム「ありのままの人を受け容れる」

ありのままの相手を受け容れる

 

自分自身がありのままであることに関しては、

何となく分かっている人が多いと思う。

 

では自分の近くにいる人でありのままの人を

認めているか?というと・・・

 

そうでないことも多い。

また、そうすることが難しいケースもある。

 

では、どうすればいいいのか?

 

私は、その人はそれがありのままなので、

そーゆー人なんだ、と諦めてあげることが大事だと思う。

 

同時に、それがその相手をありのままでいいよ!と

理解し、受容し、愛するためにの基本的な態度だと思っている。

 

一昨年「アナと雪の女王」の挿入歌のフレーズで

ありのままの自分というフレーズがとても流行しました。

 

じゃあ、本当にありのままでいられる人が沢山いるか?と問われると:

誰もがありのままに生きる、というワケにはいかないじゃないか、

とも感じていると思います。

 

ありのままの自分のことを、タロットでは

タイトル下にある「星のカード」で表現しています。

衣服とは、社会的な地位や富、政治の制度や人間関係の約束事を示しています。

 

星の人物が裸であることは、

そういう社会的なモノに一切依存することなく、

広い意識でバランスの取れた自分自身でいる、という存在様式を象徴しているのです。

 

そして、ストーンヘンジの向こうの地平線が明るんで来ています。

夜空で正しい方向を導いてきた(希望の)星が、

夜が明けることで、その希望が輝く太陽の下で

現実のものとして成就することを暗示しています。

 

では、あなたはこういうありのままの人に出会うとどうずるでしょう?

ある日職場の同僚が裸で出社したら・・・どうします?

まあ、それは極端な例ですので・・・、トンデモナ~イ!

という反応をしてしまうでしょう。

 

でも、それに近いことでありがちなことだと、

あなたは、ありのままでOKですよ♪と言えるでしょうか?

 

たとえ、

服を着て社会人として働いている人が、実は、

その人の本質が「裸な人物だ」と分かったときに、

その人のありのままを受け容れて祝福出来るでしょうか?

 

例えば、職場であなたが

社会的な規律や常識に囚われず、

それ故、最低限、給料分の仕事はしても、

それ以上のノルマに対する意欲は全くなく、

ノロノロと働き、よく物忘れし、よく連絡事項を忘れ

会社のために頑張るなどという信念を持たない部下を持ったとき・・・。

 

トンデモない!と人格否定するでしょうか?

社会人の端くれにもならん!と非難するでしょうか?

とっとと辞めてくれ~!と言うのでしょうか?

 

あ、もう私は知~~らない、と見ないフリをするのでしょうか?

それとも一生懸命その生き方を改善しようと説得するのでしょうか?

 

でも、私から観て

できることはひとつだけです。

 

その人を変えることはできない、と諦めてあげることです。

その人は今のまま、そのままでいいのだ、と諦めてあげることです。

 

それが出来ないとき、

ありのままの人に出会ってしまった

あなたが苦しむことになります!

 

ありのままの人は、決してあなたに真似のできない存在様式です!

 

いつも社会的に認められるよう頑張っているあなたとは正反対なのですから。

 

私は、社会的に認められるように頑張る人を応援しています。

そして、ありのままの人も受け容れていて、応援しています。

 

どちらが正しいというのではなく、

ただ、勇気を持って無理やりそうしているのではないのに、

ありのままという天然な在り方をする人は、運勢的にそうなんです。

 

あなたがその天然タイプなら、

ご自分の非社会性を否定することなく、受け容れることです。

 

それが自分自身との和解に繋がるでしょう。

 

では、今日はこの辺で・・・(^o^)ノ

 

快適な日々をお過ごし下さい。

 

ラ☆彡(^王^)ノ