さて、今日は現実検討能力についてひとこと。
現実検討能力とは、
自分の心の中と自分を取り囲む現実との一致度を示す。
つまり、自己評価と客観的な評価が近い人が
現実をちゃんと見る力があるということだろう。
ある回答者がこんな風に説明していました。
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「現実検討能力」とは、自分の心の中の考えが
どれだけ現実の世界と一致してるかを照合する力。
客観的に自分の考えを捉え、その分析ができる能力
と言い換えることもできます。
「自意識過剰」状態だと「現実検討」能力を
弱らせてしまうみたいです。
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占い師に必要なのは、直感はもちろんだが、
一番必要なのは、この現実検討能力だと思っている。
先輩の占い師の方でも、
どうも話のかみ合わない方がおられる。
やはり、現実検討能力が低下すると、
全体を見渡す視点を失って視野狭窄に陥ってしまうのだ。
自分自身の人生観もネガティブになりやすいので
もちろん、鑑定も独りよがりなものになり勝ちになる。
タロットを学ぶ上で、視点を上げる、統合する
弁証法を唱えたヘーゲルの言葉を借りれば
「アウフへーベン」(止揚:しよう)することが重要だが、
それ以前に、現実検討能力はその基礎的な部分だ!
人は普通
自分の心の中の世界と客観的な認識がある程度はズレているものだが
ずれ過ぎると・・・生活や人間関係そのものが困難になる。
思い込みが強過ぎる方は要注意である。
さて、あなたはどうだろう?
ま、若い頃の羅王は思い込みのカタマリだったがなぁ~(;^^)
ラ☆彡(^王^)ノ