「夢でアドバイスをもらう方法」

▲はじめに

 

こんにちは! 羅王です。

今日は夢でアドバイスを見る方法をお伝えしよう。

他人事で始めても分かりにくいので、私羅王のことから
実例を紹介することで説明することにする。

さて、私,羅王はそろそろ占い師としてブレイク・スルーする頃だと知っている。
どのカードを引いてもそう出るし、自分でも何故か理由なくワクワクしている。
しかしながら、そうなる兆しは見えてこないので、少し焦ってきた。

ん~~、一体私、羅王はどんな感じでブレイクするのだろう?

その解説を夢で見ることにした。
これは昔よくやった方法だ。

ステップ1「まず、寝る前、夢にテーマを与える」  

寝る前に「私のブレイクは、一体どんな道筋なのかを夢で見ます」
そして「その夢を、目が覚めても覚えています」と、はっきりと決めるのだ。

この夢にテーマを与えることと、「起きても夢を憶えています」という
宣言はとても大事なので、すっ飛ばしたりしないことだ!

果たして見た夢は長大なものなので、何ひとつ覚えていなかったが
半分目覚めかけた頃、今までのストーリーと全然関係ない話があって、
それだけは目覚めても覚えていた。

ここでガバッとベッドから起き上がったりせずに、できるだけ目を閉じたままで夢の出来事を反芻することだ。
登場人物や場所、ストーリーがあるなら、その話にタイトルを与えると憶えやすくなる。できるだけ姿勢を変えないことも大事だ。

それは数秒の夢の断片に過ぎない。

私は絵を描いて、絵のマスターにそれを見てもらっていた。
マスターたちは私の絵のひとつを選び出して、これがいい、と言った。
マスターたちは何故かインドのヨーギのように半裸に布をたすき掛けにし、
頭は丸坊主にしていた。

私は「え~、私の描いた絵にはもっと上手なものもあるのに!」
と思っていたが、マスターに口出しはしなかった。
それは荒削りな筆のタッチをはっきりと残した作品だった。
マスターのひとりは、「うん。この荒い筆の跡のあるのがいい」と評した。

夢はそれで終わりだ。

目覚めてから、最初は、ん~夢で回答を聞くというのに失敗したかな、と思った。
しかし、考察をするうちにそうではない、と分かった。
その短い夢の断片で十分だったのだ。

ステップ2 「夢の解読」

絵も人生も同じ芸術だ。
芸術とは「自分らしさの表現」に尽きる。

外側に見えているものを上手に真似ても、それは芸術ではない。
自分の中にある自分らしさを表現するとき、芸術となる。

人生も回りの人の真似ではいけない。
誰か他人のサクセス・ストーリーを辿るのでは、自分の人生ではない。

それも「今の私が感じること」がすべてなのであって、
未来をどう生きようかと考えるのは、芸術の在り方ではない。

芸術にとって今という時しかないし、今の自分以外には誰もいない。
それ以外からは出発できないのだ。

羅王は夢をこんな風に理解した。☆

それから、自分の現在のテーマに即して見てゆく必要がある。

ステップ3 「メイン感情は何か?」

さて、一番大事なことだが、
夢の中で自分が一番感じていたメイン感情はなにか?

これを探ることが一番大事だ。
「夢解」において、
この点だけは決してないがしろにできない。

なぜなら、それが夢のメイン・メッセージだからだ!!!

それで、私は何を感じていたかというと、
まず、絵を描いているときは、
何も考えず無心で集中し楽しんで描いていた。

絵を評価してもらっているときは、ワクワクしながら待ち
マスターが私の絵を誉めたときは
「え~!?」
「私はもっと上手なのに、あんまり上手でない方を選ぶなんて!」
と、予想外の評価に不服であった。

つまり、自分のやっていることと、
その行為自体には満足しているのに
ちゃんと評価を受けているにしても、
自分自身への評価とはズレていることに不服で驚いている。

この「メイン感情」を中心に読み解くのだ!

私のブレイクに合わせて言い換えてみよう。

まず、マスターからの評価を受けることは分かった。

だが、私の思惑からは外れていた。

つまり、今現在私が
「これだ~!」
「これがブレイクへの道だ」
これに違いない、と信じていることは「上手な絵」の方であって、実際に選ばれた「荒削りな絵」の方ではない。

どうやら、
私は自分のブレイクに関して、勘違いしていたようだ。

どんな風にブレイクするのかと、それを探すのは悪くない。

だが、あるべき「完璧な自分の姿」の方ばかりイメージして、
現在の自分を否定してしまうなら、それはブレイク・スルーへの
扉も閉じてしまったことになる。

荒削りでいいのだ!

今の、そのままの自分の表現でいいのだ!

別の「完璧な自分」でなくてはならないと考えて
荒削りな自分を否定するのは逆方向なのだ!

それでは、今という地点に不在だ。

今に自分が居ないとき、
ブレイクする未来の私も不在となる。

夢解は、だいたい、こんな感じになった。

これをもっと羅王風に言い換えると・・・。


☆ まとめ

人は不満で不十分な今から、
幸せで満足した未来へゆくのではない!!!

未来は今ここにあるのだ。
未来は今の自分の波動に呼応して近づいてくるのだ。

幸せな自分に、幸せな未来が引き寄せられてくる。
喜んでいる自分に、喜びのある未来が引き寄せられてくる。

今が未来なのだ!
今、あなたが、そして私が、たとえ荒削りであっても、
その荒削りなままの表現が喜びのある未来につながる。

感じている自分への信頼が今であり未来なのだ。
理由なくワクワクしていていいのだ!


今。
ここ。
そして、満ちたりて在る。

これがマスターが夢で勧めている在り方のようだ。

羅王 (^王^)♪

PS:平たく言うと、
な~に、ブレイクなんぞ気にするな!

するときはする。
しないなら・・・ま、しないんだろ!


ただ、今をニコニコ・ワクワク楽しんで生きなさい!

それが無条件で自分を信頼するあり方だ。

今の自分に対して無条件でないなら、
あなたが贈物を受け取る扉も条件付きになってしまう。

せっかく開くことになっている幸運の扉を狭めてしまうのだ。

信頼して任せなさい!
ちゃんと導かれているのだから!

はい。了解です♪    ラ☆

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