コラム「自分探し」

自分探し

 

さて、今日は「自分探し」について書きます。

人は状況が逆境に思えるときに自分が分からなくなる。

「自分は一体誰なのか?」
「何をするべき人間としてこの地上に生れ落ちたのか?」
「誰を愛するためにここにいるのか?」
「何を成せば一番自分らしい人生なのか?」
「自分がとても不幸に思えてきて仕方ない」
「どうしようもない逆境で人生を諦められるなら、その方がましだ」
「いろんなものを失って生きてゆく意味が見当たらない」
「だれも自分の存在を承認してくれなくて、いつも憤りがある」

これらは全部、自分の光を見失っている症状だ。

この状況は、

ほ~ら、お前にはもう救いはないぞ!
と告げているのではない!

この状況は、幸不幸を外側の状況に依存するのではない!
と告げているのだ。

外側ではなく、
自分の内側にある自分の光を見つけるときが来た!
と、そう告げているのだ。
ひかり

できることは沢山ある。

一番の荒療治は、
もっとも自分に向いていないことを目指して頑張ることだ!

光っている自分を暗闇の中に投げ込んでみることだ。

暖かい家庭を飛び出してみることだ!
仲のいい友人たちに背を向けてみることだ!

せっかく入学した学校を中退してみることだ!

優しい恋人に別れを告げてみることだ!
働きやすい職場を去ってみることだ!
収入のいい仕事を辞職してみることだ!
愛する家族を捨ててみることだ!

最初は、真っ黒だと思っていた自分が
どんどん光り輝いて行くのが分かるだろう。

だが、この荒療治そのものは自分の心身を損なうし
多くの愛する者たちを苦しめるので、決してお勧めはしない。

やはり、自分の楽しいこと嬉しいことをするのがいい。
それがないなら、気晴らしになることをするのがよい。
何も思いつかないなら、瞑想でも音楽でもいい。

そうだ!

芸術はよい。

音楽も書も茶も花も絵もダンスもみんなよい。

 

芸術的なことは自分の中心に光を当てる行為だから
機会があれば、ぜひ、クリエイティブなことをお勧めする。

自暴自棄になったり、
誰かを傷つけたくなったり
全部投げ捨ててしまいたくなったら

まずは心を落ち着けて、
「自分自身に立ち返るときが来た」と知ることだろう。

自分自身とはなにか?

それは否定しても、
踏み潰しても、
怨んでも
決して捨てることのできない「本当の自分」だ。

その本当の自分が
「私は何があっても自分を否定できない」
と、そう主張しているのだ。

何があっても、
自分の存在を否定できないし
この自分という存在を愛することを止められない、と

そう主張しているのだ。

しっかりと耳を澄ましてみるがよい。

もしも、
私に出会っているなら、
もっと優しく穏やかな道をあなたに告げるだろう。

今こそ、
この不幸な状況だと思える、

今こそ

 

その状況を変えようとするのではなく、
その状況に振り回されるのでもなく、
その状況の被害者を演じるのでもなく、

自分の中のエネルギーを順回転にするときだ!と。

状況を変えたいなら、
自分を変えるのが一番の近道だからだ。

それは、自分を愛することだ。それも無条件に。

さらに、
今のダメダメだと思える自分に100点満点を上げることだ。

それも、
世界中の人があなたを否定し、憎み、排斥したとしても
あなただけはあなたの存在を肯定し、賞賛し、承認することだ。

それが、今、あなたが変わるためにできる唯一のことだ。

難しくはない。

自分の存在の意義を認めるだけだ。それも無条件に!

すると、
過去のあらゆる時点での自分にも
100点満点を与えることができるだろう。

すると、
現在、ゴタゴタしている人間関係の相手を赦せるようになる。
喧嘩別れした相手を祝福できるようになる。
忸怩たる思いをする原因を作った相手に対する恨みも手放せる。

それが、自分の中の光を見る、という行為だ。

視点を変えるとあっという間に出来てしまう。
ただ自分にI Love Youと言ってあげるだけだ。

すると、過去の事柄もオセロゲームのように
すべて、ポジティブに裏返るから・・・不思議だ♪

ぜひ、この人生の不思議を味わってもらいたい。

今、もし、状況の被害者だと信じているならば・・・。

ラ☆彡(^王^)ノ

 

PS:あなたがすでに、ありのままの自分を受け容れていて

具体的に現状を打開するぞ!とか

新しく何かを始めるぞ!と前向きならば、

 

過去のネガティブな衝撃で受けた傷に対する

感情的な耽溺はやめることだ。

 

だが、もし

将来もそのネガティブな事件が起こりそうなら

そのことに関しては目をそらさずに

具体的に対策を練るべきだろう。

 

気分を変えるには散歩がよい。

青空の下を歩くのがよい。

緑の空気を吸うのがよい。

日の光を浴びるのがよい。

 

理由なくポジティブな気持ちなら

それは詳しく検証する必要はない。

出来事がうまく進んでゆくサインだろう。

 

ラ☆