こんにちは! 羅王です。
今日は「人生の目覚まし時計」の話です。
大抵の人には人生に一度や二度の転換期が来る。
まあ、一度や二度どころか、毎年!
という方もいるかもしれないが・・・^^;)
それを私は「人生の目覚まし時計」と呼ぶ。
リンリンリ~~~ン♪と鳴ると、不思議なことに
今まで充実していると思っていた仕事が嫌になったり
満ち足りていると思っていた生活が素晴らしく見えなくなり、
楽しく円満である人間関係にも距離を置きたくなる。
本当は他にするべきことがあるのに、別のことをしているような気がするのです。
親切な上司や同僚にイライラしてストレスが溜まってしまう。
揺るぎないと思っていた愛情も不確かに思えてくる。
そうです。
次のステージに移行するときが来たのです!
目覚まし時計は、あなた自身が予定した体内時計のようなものです。
そのアラームを聞いたら、することがある。
今まで夢中でやってきたことから目を上げて、次へ向かう道しるべを探すのです。
そこにしがみついていてはいけない。
それでは、そこを追い出される被害者としての体験を選ぶことになる。
たとえ後で戻って来るとしても、今は離れるときなのです!
さあ、勇気を持って、顔を上げて道しるべを探そう♪
歩き出すときです。
「オズの魔法使い」でいう、
黄色いレンガの道を行け! と同じです。
私羅王は2004年の冬に妻と一緒に、
北スペインの有名な巡礼路「カミーノ」800kmを40日で歩きました。
そこの道しるべは
ペンキで道や壁に描かれている「黄色い矢印」でした。
気になること。
興味のあること。
好きなこと。
やりたくなったこと。
知り合いから来た話。
テレビで見たこと。
本で読んだこと。
それが黄色い矢印です!
道しるべは探そうとする者には分かりやすく、
すぐに見つかるものです。
立ち止まる者には、先の見えない迷路のように映るでしょう。
怖れることなくドンドン進むのがいい♪
嬉しい知らせがあります!
基本的にどの道を通っても
必ず目的地に到着するように出来てます。
これでひと安心です♪
ただ当然のことながら
「近道」と「遠回り」と「遥かなる遠回り」があります。
「正しい道」を探してはいけません!
そんなものはない!
あるのは「自分の道」だけです。
だから、最短で楽な道のりが常にいい、というのでもない。
目的地が近づく頃に、ああ、自分らしい道だったなあと思うでしょう。
それで自分自身に100点満点をあげればいいのです♪
そうです。
私は人生の目覚まし時計が鳴ったとき、
ドイツの中世都市ローテンブルクにいました。
それまで全然お金に困ることがなかったのに、
そこからはあらゆるお金の問題と法と税と会社の経営に追われ、
ついに倒産。さらに破産。
でも、そこでいわゆる精神世界などと呼ばれている、
高次元への扉をくぐりました。
羅王40歳のときでした。
瞑想三昧。
存在からのメッセージ。
至福体験などなど。
金もなく冬には外界から閉ざされてしまう古都で、
底の見えない深い世界にのめりこんでいきました。
ただ、私はずっと幼い頃から知っていました。
よく言っていたんです。
「40歳までは遊ぶ」
「40歳までは好きなことをする」
「40歳までは自己投資だけをする」
つまり、「40歳になったら・・・本当の私を生き始める」
多分そういう計画だったと今ならはっきり分かります。
いや、40という数字が大事なのではありません。
大事なことは、
私が人生の目覚まし時計が鳴る時を、実は知っていた、
ということです。
そ~です!
あなたも知っているのです!
あとは、顔を上げて歩き出すだけです♪
今、あなたに起こっている出来事は、
災難が降りかかってきたのではない。
他人があなたをイジメようとしているのではない。
今まで自分の場所だと信じていたところを追い出されるのではない。
出来事は言っているんです。
さあ、目覚めなさい!
そろそろ駅に着きます!
乗り越してしまわないように目を覚ましなさい!・・・と。
そう言って、周りのみんなが
あなたを揺り起こしてくれているんです。
今までそこはあなたの場所だった。
そして、そろそろ
あなたの切符に書かれている駅に到着しようとしています。
今までの場所は・・・
列車の座席に過ぎなかったことが分かるでしょう。
あなたがあなたの人生の目的地に到着するために立てた旅行計画には
もちろん、まだ少しの猶予はあるでしょう。
でも、もう、あまり
ゆっくりしてはいられません。
親切な同乗者たちにだって、彼らの目的地があるのです。
お互いに旅の無事と幸運の挨拶を交わして別れるときです。
そうです。
あなたは状況の被害者ではありません。
道しるべを読み違えているだけ。
その出来事が示す「矢印」は、
今までのあなたも、今のあなたも、何ひとつ否定していない。
ただ、前に進め!と言っている。
出来事を悲しんでも喜んでもいい。
素敵でスマートに対処したいなら、
キーワードはシンプルです。
心からの「ありがとう♪」と「さようなら!」だけ。
逆に、不運な出来事だと信じるなら、
あなたは顔を上げて、前を見ることができなくなるでしょう。
すると、道しるべを見つけることが困難になります。
準備はできましたか?
そろそろ駅に着くでしょう。
さあ、旅立つ準備をしましょう!
あなたの人生のステージアップなのだから♪
羅王 (^王^)ノ